MOONDROP(水月雨) – Quarks 飾らないシングルダイナミックドライバが最大の魅力の超コスパイヤフォン!
皆さんこんにちは!
でぃすこです!
さて、今回試していくイヤフォンは去年くらいにどうやらSNSでバズった機種らしいのですが、
MOONDROP(水月雨)さんから発売されているQuarksという機種にないります。
シングルダイナミックドライバ構成の非常にシンプルなイヤフォンながら、事前リサーチでは中~高音域にかけてがすごくいい!
と聞いておりますので今からすでにワクワクしております。
個人的に安価で購入できるイヤフォンは下手にBA+DD構成にするよりもDDオンリーのほうが音がいいように私個人としては感じてますがどうでしょう。
5000円超えてくるとこれが逆転してくるのかな?
ってことで、脱線はこの辺にして早速ですがこの機種のレビューをしていきたいと思います。
基本仕様
まずはメーカーサイトや商品ページから読み取れる基本仕様を掲載していきます
・今回の購入価格:1,955円
・リケーブル可能?:NO
・本体材質:樹脂
・ドライバ:6mmダイナミック
・振動版材質:高性能ポリマー材料
・感度: 116dB/Vrms @1kHz
・インピーダンス:16Ω@1kHz±15%
・再生可能範囲:4~43,000Hz (IEC61094,Free Field)
6mmと比較的小さなダイナミックドライバを搭載しているのが特徴ですかね。
今まで試してきた中華イヤフォンはあまり前のように10mmのダイナミックを搭載している機種が多かったですが、一概に6mmだから迫力に欠けるとは言いにくいと思っています。
というのも、私が最も愛用していて各部屋+ウォーキング用に合計4つも購入しているFinalさんのE3000はほぼ同様の6.4mmのダイナミックドライバを搭載しているので、実は安価に良い音を追及するとこの構成に落ち着く可能性もありそうですね。
製品内容
以前にレビューしたCHUでもキャラクターが書かれていたMOONDROPさん、今回も猫耳フードのキャラが書かれた説明書が同封されていました。
心なしか某兄弟漫画家作品のヒロインキャラに似ている気もしますがまあ本題からずれるのでそれはおいておきまして
内容物です。本体、S・M・Lサイズのイヤーピース、携帯用ポーチという非常にシンプルな感じですね。
本体はリケーブルができないことを心配される方もいるかもしれませんが、ケーブルがかなり太めなうえにケーブルを保護している素材がゴム素材になっていて結構頑丈です。
ランニングとかでガンガン使っても全然問題なさそうですね。
本体はLとRで色が違います。
赤く色がついているほうがR、黒いほうがLですね。
ぱっと見で左右が判断できるようになっているのは非常にいいですね。特にこの形状のイヤフォンだとどっちかな?って毎回確認する手間が発生するので、色で一瞬で判断できるのは大事かと。
透けて見える内部を見てみたのですが作りが非常によさそうですね。
マジでどうやってこの価格でこのレベルの製品を作ってるのか不思議ですよね。
では、内容物や外観の紹介はこの辺にして早速音に入っていきます。
実際に聞いてみる
では実際に聞いていきます。
視聴環境はもう耳にタコができてる人がいるかもしれませんが、AREAさんのKyo-Onesですね。
これもう買えないんで壊れたらマジでどうしようと思いながら日々使い続けております。
で、聞いた感想を端的に言うなら、すっごくフラットな印象。悪い意味ではなくそれがすごくいい。
私メインのPC環境での動画編集や音楽視聴で利用しているヘッドフォンがベイヤーさんのDT880PROなんですが、これもまたすっごくフラットというか、特定の音域に特化しすぎていないので動画編集用にも使いやすくて気に入っているのですが、
まさにそのイヤフォン版という感じですかね。
特別特化して聞こえる部分がない、と聞くと悪い印象にとらえられてしまうので、言い回しを変えるなら、
どの帯域もきれいに聞こえる万能機。ともいえると思います。
実際私もいつものごとく、クラシックからジャズ、HR/HM、JPOPにテクノなど一通り聞いてみましたが、
どれもストレスなく聞ける。しかも、特にジャズをよく聞くんでジャズの話が増えてしまって申し訳ないんですが、
例えばアートブレイキーしかり、トランペットの音って安いイヤフォンだったり、高音に特化してるイヤフォンだと
刺さるようなキンキンした音になりやすいと思うんですが、それも非常にマイルド。
ペットの音もウッドベースの音もドラムの音も等しく同じ平面上にあるというか、フラットに聞くことができるので、
私はこれかなり気に入りました。
と、ただべた褒めしているだけではあれなので、2点気になった部分だけ書いておきますと、
まずなんか音量が小さめに感じます。メーカーの公式の数値だとインピーダンスは16Ωと書かれてますが、
実際に聞いてみた音量としてもっとハイインピーダンスなイヤフォンを使ってるのかと思うくらいに音が小さく感じました。
もう一点はこれは径が小さいダイナミックドライバだからだと思いますが、重低音や音圧を求める方には物足りない可能性あり。
あくまでここもフラット、という言葉に集約される部分かとは思いますが、マイルドです。
コスパはひっじょーに高いと感じます。なんか私としてはFinalのE500と同じような立ち位置になってきますかね。
ということで、最後に毎回恒例の
独断と偏見で選ぶこのイヤフォンでの1曲
何を聞いてもそつなくこなせるイヤフォンではありますが、特にJPOPをよく聞いたので、
今回は私がバンドを組んでるときに最もカバーしたアーティストのアジカンから、
大好きなブルートレインを挙げておきます。
私のパートはベースですが、この曲はついついドラムに耳が行ってしまいます!