久々のYahaアンプづくり 小さくできるものをあえて手間暇かけて大きくするのもまた一興!?
皆さんこんにちは!
でぃすこです。
さて、今回は本ブログでは初となる電子工作の記事でもやっていこうかと思うんですが、
先日ひっさしぶりにYahaアンプを自作しました。
一時狂ったように毎週1個のペースで作りまくっていたYahaアンプ
12AU7や6922などのメジャーな球から始まってGT管やST管でも作成してみたんですが、
結局個人的な一番のお気に入りは12BH7でしたね。
ってことでキットまで作って売っていた過去があるわけですが、この時20枚の基板を発注して10枚を販売、
残り10枚くらいをちまちま使ったり、在庫切れ後に売ってほしいといわれた方に細々お譲りしていたりしたのですが、
この基盤も残すところあと3枚。
せっかくだし記念に自分でも力を入れたアンプを一つ作りたいなと思いまして、今回アンプ自作に至ったわけであります。
で!
まあ上の作品群を見てもらうとわかるんですが、わたし金属ケース加工大の苦手。
いやそもそも家にハンディドリルくらいしかまともな工具がないので設備からしてすでに金属ケースに負けている…
という状況なのですが、せっかく自作基盤の記念として作るなら
チープに作れることが魅力のYahaアンプを本気で時間と手間、お金をかけて作ろう。
とそういう感じになったわけです。
ケース高さに合わせるためにコンデンサを横向きにせざるを得なかったのがちょっと改善点?
回路は別段特殊なことはしていないですが、
カップリングコンデンサだけはMUSEを使ったり、電源平滑用というか電源ノイズ除去用のコンデンサも通常2200uFを2つのところ入口に1個追加して贅沢仕様にしております。
電源コンデンサももちろんルビコンでちょっといいのを使用。
(まあ私程度の耳でコンデンサの違いが判るとは到底思えないですが、気分って大事!)
せっかくMUSEのグリーンでかっこいいコンデンサをつかってるんだから。ということで筐体外部に見せコンデンサとして配置して作った感じですHai。
本来右側のようにこんなにコンパクトにできるYahaアンプをあえて大きな金属ケースで、高級コンデンサで時間と手間をかけて作る…。
普段は1個1時間半ほどでできるものが4時間近くかかったという時間コスト。
すべてが一見無駄なように見えますが、やはり完成後の視聴というのはその努力分色眼鏡がかかるものでして、
あれ、Yahaってこんなに音よかったっけ?
と思うような素晴らしい音がしました。(プラシーボですよね…)
ちなみに、こだわりとしてはACアダプタから引っ張ってきているDC12Vですが、自作の平滑&ノイズフィルタ回路を踏んでアンプに入力してまして、
こっちはオカルト、プラシーボ抜きにして非常にノイズレスなDC電源とを作ってくれているので、
この辺もまたいずれ動画にしたいと思います!
ということで今回は完全なる自己満足工作。
手間暇かけてYahaを作ってみた。でございました。