あの超コスパイヤフォンに後継機登場!リケーブルに対応したMOONDROP(水月雨) – CHU2を実際に聞いてみた!
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こんにちは!
でぃすこです。
さて、今回は以前もレビューしたあの私の大好きなシングルDDドライバ搭載イヤフォン、MOONDROP – CHUの後継機となるイヤフォン、CHU2をレビューしていきます!
本機種、最大のセールスポイントはやっぱりリケーブル対応って部分ですよね!
以前のCHUは完成度の高さゆえにリケーブルできないのが惜しい!といわれていたくらいですので、今回はそのデメリットを完全に払しょくする形でCHU2が発売されたという感じでしょうか。
ただ、最大の懸念点は値段の上昇。円安の影響も当然あると思いますが、国内のメジャーなECサイトから買おうと思ったら4600円弱。
初代CHUが3500円前後で買うことができることを考えると1000円の値上がりでしょうか。
この価格帯での1000円は20%程値上がりしたことになりますので結構大きな違い。
では今回もスペックから詳しく見ていきたいと思っております!
基本仕様
(基本仕様はメーカーサイトなどから収集可能な情報を掲載しています)
・今回の購入価格:4,590円(価格ドットコム最安値)
・リケーブル可能?:YES
・本体材質:亜鉛合金鋳造との記載
・ドライバ:10mm シングルダイナミックドライバ
・振動版材料:アルミニウム、マグネシウム合金
・感度: 119db/vrms (@ 1khz)
・インピーダンス:18Ω ± 15% (@ 1khz)(初代CHUは28Ωだったはず。)
・実効周波数応答: 20hz~20khz (IEC60318-4、3dB)
スペックは基本的に初代CHUをほうふつとさせる感じではありますが、インピーダンスを見ると初代は28Ωだったのに対して18Ωになっていますね。
イヤフォンでの10Ωの差は音としては意外と大きく変わるのではないかという印象。
音作りのチューニングは初代と同じくかなりフラット目
極端にドンシャリという感じでもないですが、ハイのほうが伸びがいいのかな。
そして公式でも強くプッシュされていますが初代との最大の違いであるリケーブル可能な構造。
ぶっちゃけ私はそこまでケーブルに詳しいわけではないのですが、少なくとも断線時に買い替えにならないという面ではこの変化はかなりいいと思います。
ただ、円安なども絡むでしょうからメーカーさんに非はないのですが、価格も1000円ほど上がってしまったのが悲しいですね、、、
個人的には高級感のある金属筐体はそのままということで、そこはすごくうれしいですね!
製品内容
初代CHUではかぐや姫風のキャラクターがパッケージになっていましたが、今回はモノクロで少女とパンダという感じ。
中華イヤフォンはマスコットキャラクターのクオリティーの高さもいいですよね。
内容物は本体、収納ポーチ、ケーブル、イヤーピース3種(大中小)ですね。
前回のCHUは黒い筐体にケーブルも黒と金をイメージしたものになっていましたが、今回のCHU2では
黒い筐体に白いケーブルが付属してきました。
個人的には初代の黒に黒。っていう組み合わせも結構好きだったんですが、思いのほか白もあいますね!
ちなみにこれも前作との大きな違いですが、なんかイヤーピースを取り付ける、イヤフォンでいうと耳に入るマズルのような部分。
ここがめっちゃぶっといんですよ。
イヤーピースを付けるときに結構力強くやらないと入らないくらい太くなってたんですが、これも音作りのための工夫でしょうか。
では実際に聞いてみたいと思います。
実際に聞いてみる
リスニング環境ですが今回は普段CHUを聞いているのと同じPC環境で行きます。
普段使っているThinkpadに、以前の記事で購入報告をしたサウンドブラスターPlay4をつないでそこから出力しています。
音源はCDをフラックリッピングしたものなのでこのオーディオインターフェイスでも十分に高音質を楽しむことができます。
まず箱出しすぐに聞いた感じですが、おぉ、、、やっぱいい。
私大好きシングルDDの音のまとまり感もすごくいいですが、CHUでも感じた弦楽器の音がすっごいい。
私実は幼少期に10年ほどバイオリンをやっていたことがあって、クラシックでも特にバイオリンがゴリゴリ主張してくるパガニーニとかが好きなんですが、
音源の空気感含めてめちゃめちゃいい感じ。
さらにちょっとエージングってほどでもないですが、好きなプレイリストを流しておいたあとの音はなおいいですね。
箱出し直後にはギラっとといいますか、ちょっとキンキンしていたハイがマイルドになってより耳障りの良い音になった感じがします。
女性ボーカルがいいというレビューを結構見ますが、私は加えて弦楽器系の音もすごくいいと思います。
使用感としてはCHUに近いんですが、じゃあ全く同じ音かといわれると全然そんなことはなく、ハイの抜けに関しては圧倒的にCHU2がいいですね。
10Ω違うインピーダンスですが、やはり聴感上も影響はあります。というか単純にボリュームが違いますね。
CHU2のほうが低インピーダンスになったので、より機材直結で聞きやすくなったといえるでしょう。
独断と偏見で選ぶこのイヤフォンでの1曲
個人的にCHUシリーズは中華コスパイヤフォンの金字塔、ということで中国の曲をと思ったんですが、
中国の曲といってぱっと私が思い浮かべるのは女子12楽坊くらいかなということでひっさびさに聞きました。
やっぱ二胡の音っていいっすよね。
昔住んでた町に二胡教室があったけど、今思うと通っておけばよかったです。
と余談が過ぎましたが、女子12楽坊といえば有名にした名曲「自由」もいいですし、個人的には「輝煌」も甲乙つけがたいくらい結構好き。
今回はとりあえず一番有名であろう自由を選んでおきましょうかね。