CCZ – Melody 2000円台前半で1BA+1DD複合ドライバの空間味を楽しめる高コスパイヤフォン!
皆さんこんにちは!
でぃすこです。
さて今回試していくイヤフォンは、このブログでも何度も取り上げているCCZさんから発売されている価格としてはかなり安価な1BA+1DD複合ドライバ搭載イヤフォン、
Melodyをレビューしていきたいと思います。
先に少しネタバレになってしまいますが、メロディーっていうどちらかというと中~高音の響きとかが奇麗そうな感じの名前をしていますが、そんな名前からは想像もつかないパワフルなドンシャリ感を感じられるイヤフォンですね。
私は今回ほぼ2000円ちょうどくらいの金額で購入しましたが、この価格でBA+DDの複合ドライバを搭載できてしまうのがマジですごいと思います。
ということで、前置きはこの辺にしておいて早速ですが基本スペックから見ていきましょう。
基本仕様
まずはメーカーサイトや商品ページから読み取れる基本仕様を掲載していきます
・今回の購入価格:2,190円
・リケーブル可能?:YES
・本体材質:樹脂
・ドライバ:10mm二重磁気DD+中~高域用BA複合ドライバ
・感度: 110±3db
・インピーダンス:16Ω±2Ω
・再生可能範囲:20~20kHz
やはり最大の魅力は2190円の価格でBA+DDの複合ドライバ搭載っていう部分でしょうか。
最近は3000円ちょいで複合ドライバのイヤフォンが増えてきているようですが、この2000円ちょいの価格での複合ドライバ搭載イヤフォンはなかなかのコストパフォーマンス。
というかもう価格破壊に近い状況といえますよね。
音作りとしては
こちらの製品ページの画像にもありますが、中域を意図してへこませて低域と高域を強調する、いわゆるドンシャリ系の
音作りをしているということが見て取れますね。
CCZさんのイヤフォンは結構意図してこのドンシャリチューニングをされていることが多い印象なので、そういう音が好きだ!
っていう方にはメーカーとしても刺さってくるんじゃないかと思います!
個人的にはフラット系が好きなんですが、最近中華イヤフォンをいろいろ物色するうちにドンシャリもだんだん好きになってきている自分がいます。
ジャズとかクラシックもドンシャリ系で聞くとまた違った迫力を感じられるものですね。
内部的な位置関係としてはBAドライバはDDの下に位置しているようですね。
耳に近いノズル部に配置する製品が多いように感じますが、この位置も結構見かけます。
割と鉄板な構造みたいですね。
では基本的なスペックはこの辺にして次は製品の内容物を見ていきます。
製品内容
さて、梱包ですがいつものCCZさんって感じですね!
カニ的な梱包ではありますが緩衝材はしっかりと入っていますし、問題はないかなと。
みみにタコができるほど繰り返してますが、安価な価格帯の製品こそパッケージよりも中身に力を入れてほしいと考えております!
付属品ですがイヤーピースがS/M/L各種1個ずつ。Mは最初からイヤフォンにくっついてました。
あとは初期付属のケーブルですね。
2000円ちょいという価格ですが特に付属品は3000円台のイヤフォンとは変わらない印象。
本体ですが、価格にしては結構かっこいいですね。
というか筐体のクオリティに関してはぶっちゃけ5000円近かったWarriorと変わらない気もする…?
個人的には耳の部分についてるシリコンパーツがすごく負担軽減に効果を発揮してくれるんで、
これがついてるだけでCCZさんのイヤフォンを長時間使う理由になります。
では内容物はこの辺にして実際に聞いてみましょう!
実際に聞いてみる
では今回ももうおなじみの私の愛機、AREAさんのKyo-Onesを利用してリスニングを行いました。
箱出しで聞いてすぐの感想は、この価格でしっかり複合ドライバ搭載機らしい空間味のある味がすることにびっくり。
最初に私の大好きな一枚、Bobjamresの「All around the town」を聞いたとたんに価格を超えた臨場感と空間味。
このアルバムはライブ録音なのですがライブの臨場感が伝わってくるような感じでした。低音もズシンと来るような迫力。ただ中音域が削られてるのは結構如実にわかりますね。
楽器隊としてもベースとドラムのシンバル、高音のクラリネットやピアノは目立つのですが、ほかの曲を聞いても特に男性ボーカルがちょい弱い?と感じることが多かったですね。
ただお値段考えればこの空間味を感じられるだけでもすごいとしか言いようがないっす。
あとはそもそものコンセプト的にですがドンシャリ感強めの曲はいいっすね。
テクノポップとかはピッタリという感じ。最近ユウ フジシマさんという方が中心で活動しているbrinqというプロジェクトの曲に出会ったんですが、
これがすごくいいので後述の独断と偏見で選ぶに上げさせていただきます。
全体としての感想は価格帯は少なくとも超えている音であるとは思います。2500円以下で複合ドライバ搭載のイヤフォンを楽しみたい方はぜひ!
独断と偏見で選ぶこのイヤフォンでの1曲
ということで先述した通り、今回のイヤフォンへの独断と偏見で選ぶ一曲ですが、brinqから
MAGICAL BRINQ TOUR。
曲は私が特に好きな「Can you undress my love」をおすすめしておこうと思います!